不動産の名義変更を自分で行う本人申請は、費用節約のメリットがあります。ただし申請の労力、誤った申請を行うリスクなどを負うことあります。

不動産の名義変更にかかる時間と作業内容

不動産の名義変更は、法務局に申請をしたらすぐに完了するわけではありません。

申請してからどれくらいですべての手続きが終わるかは作業内容によっても異なるため、およその目安を覚えておきましょう。

◆ケース別の不動産の名義変更にかかる時間と内容

いちばんシンプルかつ短期間に手続きが終わるのが、公正証書遺言による不動産の名義変更です。

必要な工程は故人が所有する不動産の調査と相続登記に必要な書類の取得、登記申請となります。

申請内容は法務局が審査を行いますが、法務局によって処理時間が異なります。

ここでの目安はおおよそ1週間をみておくとよいでしょう。

登記完了までは最短で1ヶ月程度かかります。

自筆証書遺言の場合はこれに家庭裁判所への検認申立が加わります。

登記完了は最短2ヶ月を見ておきましょう。

法定相続による申請は相続人の調査確定が入るため、こちらも最短2ヶ月ほど時間を要します。

遺産分割協議の場合は、遺産分割協議書の作成に時間がかかるため最短でも3ヶ月はかかるでしょう。

もし遺産分割協議がまとまらなかった場合は、家庭裁判所へ遺産分割の調停を申し立てることになります。

そうすると最短でも半年以上は時間がかかるため、早めに弁護士や司法書士といった専門家に相談しましょう。

いずれにしても実はもっとも時間がかかる工程は、不動産の名義変更に必要な書類を用意することです。

スムーズに申請を行えるよう、書類の手配は段取りよく行うようにしましょう。